愛媛では秋になると河川敷で鍋を囲んで「いもたき」をします。大勢で「芋炊き」鍋を囲んでワイワイと親睦を深める恒例行事がはじまると「秋がきたー」って感じです。
具材は場所によって多少違いがありますが、里芋と鶏肉のスープで煮込んだ鍋を「いもたき」といっています。
家族も芋炊きは
2日続いても喜んで食べてくれます。
大洲の芋炊きは甘めの味付けです。市販の出しは4人分~6人分です。(9月になると、スーパーでも芋炊きコーナーが店頭に並びだします。)
水の少ない地方(大洲)や山でつくった里芋は煮崩れが少ないのが特徴で、ほかの産地の芋よりおいしいです。
我が家の「芋炊き」
なぜか? 硬いけど、子供のころから芋炊きは「親鶏肉」です。出しがよく出るからでしょうか・・でも、最近の河原の芋炊きは「鶏もも肉」が入っていました。
<材料:2人分> 総重量 約1200g
里芋 10個
しいたけ 3個
こんにゃく 1/2枚
厚揚げ 1枚
じゃこ天 2枚
あぶら揚げ 1枚
・市販のだし 半分くらい
・だし汁 600cc
・薄口醤油 100cc
・みりん 大さじ3
・酒 大さじ3
・砂糖 大さじ1
毎日の食事は塩分6%でつくったり、今までの甘めの味にしたりと、半々で試していますが、芋炊きは甘めの味のほうが好きです。
ロジカルクッキングで計算すると
塩分量0.6%÷16%(醤油塩分量)=3.75%
総重量1200g✕3.75%=醤油 45ml(大さじ3)
<下処理>
後から、茹でこぼすので水は適当に入れます。
内鍋に、親鶏肉を入れ、本体にセット。
ホットクック(KN-SH16W)
<操作手順>
手動 →煮る →20分
加熱後、アクを取る。(茹でこぼす)
油が多いので、茹でこぼしが必要です
<作り方>
こんにゃくは、下茹でして、食べやすい大きさに切る。
揚げは油抜きしてひと口大に切ります。
内鍋に、水またはだし汁を入れ
全材料をたべやすい大きさに切り、内鍋にいれます。
まぜ技ユニットをセットして。
ホットクック(KN-SH16W)
<操作手順>
メニューを選ぶ → メニュー番号で探す → No.007(チキンと野菜のカレー) → 調理を開始する → スタート
愛媛県の郷土料理「いもたき」とは?
その年の豊作を祈願して始まったと言われている「大洲のうかい」と「芋炊き」は有名です。秋に月見を兼ねて河川敷で、それを肴に大勢で宴会することが年中行事になっています。
参照:↓こんな感じです。
《いも炊き 具材》
里芋、椎茸、にんじん、牛蒡、こんにゃく、ねぎ、うどん、瀬戸内タコ、鶏肉、とり団子、揚げ豆腐、じゃこ天など、愛媛でも場所によって入れる材料が少し違っています。
産直市場で、はす芋(里芋の茎)も買えます。大洲の河原で食べる料亭からの仕出し「芋炊き」には必ず入っています。(料亭が河川敷で「芋炊き」の準備をしてくれます。)
「いもたき」基本の材料です。
里芋 中10個
鶏もも肉 300g
しいたけ 10個
こんにゃく 1枚
厚揚げ 1枚
はす芋 1/2本・だし汁 カップ3
・濃口しょうゆ カップ1/2
・みりん 大さじ3
・砂糖 小さじ2
・酒 カップ1/2
参照:↓地元のJA女性部レシピです。
勝間さんのロジカルクッキングとは?
3台のホットクックを駆使して毎日料理をしている経済評論家の勝間和代さんがよく言われているのが、
『・・ホットクックを使えば、糖分や脂肪分、塩分の過剰摂取とは無縁になり、中長期的に健康を維持するコストを下げられるし、惣菜を買うよりも手間がかからない・・』
この一言がきっかけで、ヘルシオ ホットクックで、老けないカラダをつくる食事を試行錯誤しながらつくっています。
『食材の総重量をはかり、その0.6%の塩分を足すと、ホットクックが野菜のうまみを引き出してくれるので、だしや砂糖を入れる必要がない・・』
ホント、これはうれしい誤算でした。
慣れれば、この計算もラクかな。
ちょっと時間がかかるけどーー